- 夜に動物病院を受診する時に、まずどうしたら良い?
- 必要な持ち物は?
- 受診料はいくらくらい?現金がなかったらどうする?
動物も人間と同じように、夜に具合が悪くなることがあります。
そういう時は、夜間に受け入れてくれる動物病院を探すことになりますよね。
私が自分の犬を連れて受診したのは、北海道唯一の夜間専門動物病院「札幌夜間動物病院」でした。
専門では無くても、夜間の受付をしてくれる動物病院は他にもあります。
夜間動物病院を受診する場合、昼間とは違うルールがありますので、それをまとめて見ました。
いま健康でも、緊急事態は文字通り急に起こります。
普段から心構えを作るつもりで読んでおいてください!
いざとなると慌ててしまって、大事なことが抜けてしまうよ!いまのうちにチェック!
夜間動物病院を探している方は、
「夜」「動物病院」「地域名」で検索すると出てきます。
地域によっては夜間診療をしている動物病院が無い場合もあります。その場合は検索する地域名を広げてみて下さい。
夜に動物病院を受診する時の注意点
夜に動物病院を受診するときには、昼のかかりつけ病院とは違う注意点がいくつかあります。
病院によって異なる点もあるので、必ず受診前に病院のHPなどで確認してください。
確認をしないであわてて行くと、最悪受診できない可能性もあります。
1、受診前に病院に電話をする
病院に行く前に、まず電話をして受診可能か確認します。
「患者が多くて現在対応できない」などは、このとき教えてもらえるので、その場合は次の病院を探しましょう。
また、犬・猫以外は診察できない場合が多いので、忘れず確認してください。
受診OKならば動物の症状の聞き取りなどがあります。
病院からは必要な持ち物の説明があるはずなので、メモの用意があると良いです。
ちなみに、以下の持ち物が一般的です。
病院の手続きで必要な物以外では、タオル・ティッシュ・ビニール袋を余分に持つと、吐いたりおもらしした時、役に立ちます。
- かかりつけ病院での検査データ(あれば)
- 服用中の薬
- 加入していれば、アニコムなどのペット保険証
- 飼い主の身分証明書(運転免許証や保険証)
- クレジットカード(お財布)
2,診療費用の支払方法を確認
動物は自由診療なので、もともと病院代は高いです。
そして人間の病院も同じですが、夜の診療は時間外診療なので昼より診療費用がかかります。
手元にある現金では間に合わないことも多いので、支払い方法は電話口で確認しておきましょう。
ほとんどのケースでクレジットカードが使えます。
中にはクレジットカードの支払いのみ、という夜間動物病院もあります。
3,時間に余裕を持つ
夜間動物病院では検査からおこなう場合が多いので、時間がかかります。
場合によっては、翌日の仕事や学校を休むか遅刻の判断が必要になるはずです。
事前に連絡方法の確認をしておくと良いでしょう。
私のケースでは、夜中に受診して、帰宅したのは朝5時でした(空が白かった…)。
その他の注意点
- 夜間動物病院はあくまで救急処置を行う場です。
予防接種や一般的な外来診療を希望する場合は、昼間に受付している動物病院を利用してください。
- 動物は首輪をするか、キャリーケースに入れて下さい。
普段大人しい子でも、興奮してトラブルになる可能性があります。
また、飛び出しなど、思いがけない事故を防ぐ意味もあります。
- 周辺への迷惑になりますので、病院への出入りは静かに行ってください。
駐車場なども病院の指示に従うようにしましょう。
車を運転する時は、あせらず安全運転で!
夜間動物病院の診察料金の目安

まず、夜間診察料は必ずかかります(病院によって名前は色々)。
夜間診察料に、内科処置・外科手術など、行われた処置に応じた料金が加算されます。
- 夜間診察料(必ずかかる):8,000円~12,000円前後。
- 内科処置(診察・検査・注射など合計):3~4万円前後。
- 外科手術:20~40万円前後
実際に処置を行う前に説明と確認がありますが、上記の金額はあくまで目安です。
動物の大きさ、状態によって変わります。
また、救命を優先する場合、事前の説明なく検査や治療を行う場合もありますので、その点は了承の上、夜間動物病院を利用してください。
通常の診療時間外なので、昼間より高くなるよ。でもそこは覚悟しよう!
夜間動物病院の診察を受けた後

夜間動物病院は基本的に応急処置がメインのため、翌日かかりつけの動物病院を再受診するように説明されます。
夜間動物病院から、処置内容を記載した書類を渡されるので、忘れずにかかりつけの動物病院へ持って行きましょう。
ペットも人間も健康第一!
ペット保険はいざという時心強い!
ペット保険は、いざという時、意外と活躍します。
動物には人間の国民健康保険のようなものが無いので、一度の費用が高額になりがち。
本当はペット用として貯金しておくのが一番いいかなと思うのですが、それもなかなか難しい。
でも保険なら強制的に引き落としなので、普段意識せずに、いざという時のための備えができます。
我が家ではペット保険の割合50%(診療費用の50%を負担/金額には上限があります)に加入しています。
病気になったりすると加入が難しくなるので、入るなら元気なうちがおすすめです。
ペット保険はそれぞれ条件も違うので、まとめて検討できる保険スクエアbang!/ペット保険資料一括請求 が便利です。

実は今回、夜間動物病院にペット保険証を持って行くのを忘れてしまいました。でも後日保険会社に書類を送って清算してもらえました!