前回、超小型犬がロキソンニンを誤飲!その時飼い主はどうしたか?で、犬が人間用の薬を誤飲したお話をしました。
かなり緊迫した状態でしたが、なんとか無事退院。
めでたしめでたし…と思いきや、
なんと退院2週間後に、今度は初めての動物夜間救急を体験することに。
立て続けの緊急事態。
犬はグッタリ、人間はあせってわき汗の、てんやわんやの夜が幕を開けます(涙)。
夜間動物病院の料金などに関する情報は、下の記事をごらん下さい。

犬の体調不良と受診までの様子
動物夜間病院に連れて行った犬の情報です。
- チワワ×ダックスのミックス犬
- 体重2㎏
- 5歳
- メス
- 2週間前にロキソニンの誤飲で一泊二日の入退院(完治)
夕ご飯を嘔吐
その日の犬は特に何事もなく元気に過ごしていたのですが、夕ご飯(カリカリ15g/普段通り)を吐いてしまいました。
2週間前に薬の誤飲で入退院したばかりなので、胃腸に負担がかかっているのかも?と思いました。
犬はご飯を食べたそうにしていましたが、ご飯を出さずにそのままお腹を休めてもらうことに。
ただ後で考えると、結果的に夕飯を抜いたことが判断ミスだったかもしれません。
夜ぐったりする
そして夜になり、犬も人間も就寝です。
が、犬の様子がおかしい。いつもは人間と一緒に寝るのに、ベッドから出て行ったきり、戻りません。
人間も起きて犬を見にいくと、脱衣場でうずくまっています。
もしかしてお腹がすいたのでは?と、ご飯と水を口元に運びますが、顔が上がりません。
人間がオロオロしていると、犬はスゥ…と立ち上がって、今度は浴室に入っていき、腹ばいになって動かなくなりました。
ヤバいでしょ。
生まれて1度もこんな行動をとったことはありません。
薬の誤飲の影響がいま押し寄せてきたのでは…
完治していなかったのでは…
もしかしてこのままダメなのでは…
と、人間の空気は冷えました。
かかりつけの動物病院に電話するもつながらない
すでに時刻は深夜0時を回っていましたが、入院していた動物病院に電話をかけてみることに。
薬の誤飲が影響している可能性を考えたことと、何かあったら一応電話を下さいと獣医さんに言われていたからです。
しかし当然ながら、この時間では電話はつながりません(退院して2週間たつし)。
そこで、紹介されていた夜間動物病院へ連絡してみることにしました。
夜間病院で検査と診察
夜間病院に電話をし、症状の説明をします。
料金や持ち物の案内などのあと、到着見込み時刻を伝え、自家用車で出発です。
到着すると、複数の犬や猫が診察を受けていました。
興奮状態でずっと泣き続けている子も(その後鎮静作用のある注射を打ってもらって休んでいた)。
最初の軽い診察の後、先生から処置の説明を受け、犬は1人処置室の中に。
検査なども各種受けるので、かなりの時間待つことになりました。
結局夕べの体調不良の原因は不明でしたが、点滴などで持ち直したようなので一安心です。
処置内容を記載した書類(人間の病院で言うと紹介状のようなモノ)をもらい、かかりつけの病院で診察を受けるように最後の説明。
診察料金を支払い、帰宅するころには空が白み始めていました。
家を出てから帰宅するまで、約5時間かかりました…(疲労)。
夜間動物病院でかかった診察料金と診療明細

夜間動物病院でかかった金額は、
31,768円 でした。
内訳を見ると、検査のほかに診察料が8,000円あります。
調べてみると動物の夜間救急では、平均8,000円ほどが夜間診察料で入るようです。
夜間動物病院ではだいたいクレジットカードが利用できますが、実は今回現金で払いました。
なぜならクレジット会社のメンテナンスの時間にかかってしまって、カードが使えなかったからです(早朝だったから…)。
家にあるお金をかき集めて行ったので、なんとかその場で支払いを完了することができました。
その後、かかりつけの病院で診察を受けたので、プラス数千円です。

夜間動物病院があってよかった
かかりつけ動物病院のチェックでも特に問題なし。
では昨夜のグッタリはなんだったのか謎が残ります。
もしかしたら、夕ご飯をすっかり吐いてしまったので、おなかが空きすぎたのかも…。
吐いたとき、出したものを食べようとしたんですよね。
それを止めて、新しいご飯をあげなかったので…。
新しいご飯あげておけば良かった。
吐いたから具合が悪いんだろう、胃腸を休めようと思ったのが裏目に出たかもーーー!
今となっては分からない事ですけどね。
とにかく犬が何事もなく元気になって良かったです。
朝まで様子を見て大丈夫なら良いのですが、素人では判断が付きません。
夜間に受け付けてくれる動物病院が、車ならさほど時間がかからない距離にあるのはラッキーでした。
しかし入院・夜間救急と立て続けに大金が出て行ったのは正直に痛い。お金が欲しい。
ペット保険はいざという時心強い!
ペット保険は、いざという時、意外と活躍します。
動物には人間の国民健康保険のようなものが無いので、一度の費用が高額になりがち。
本当はペット用として貯金しておくのが一番いいかなと思うのですが、それもなかなか難しい。
でも保険なら強制的に引き落としなので、普段意識せずに、いざという時のための備えができます。
我が家ではペット保険の割合50%(診療費用の50%を負担/金額には上限があります)に加入しています。
病気になったりすると加入が難しくなるので、入るなら元気なうちがおすすめです。
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