薬の誤飲の対処方法は誤飲の内容や犬によって大きく変わります。あくまで体験記として読んでください。実際の対応は必ず動物病院にご相談ください。
犬のロキソニン誤飲事故編も今回が最後です。
無事に済んだのでこうやってブログにまとめることができていますが、万が一…という事態になっていたらと思うとゾッとします。
犬にも点滴や入院と、小さい体に大きな負担をかけてしまいました。
今回は入院にかかった費用もお見せします。
高かった……(お金なくなった…)。
朝の面会
入院翌日の朝いちばんに面会。
腕に包帯グルグル巻きで点滴を固定されています。すまん犬。
さいわい、昨夜よりずっと元気になっていました。
念のために持って行ったドッグフードを1食分、手から一コずつあげてみると完食。
でも病院であげた分は食べなかったそうです(結局入院中食べたのはこの1回だけ)。
当日朝の検査結果は昨日より良いということですが、このまま夜まで点滴は継続。
しばらく抱っこした後、犬と再びサヨウナラをして人間だけ帰宅です。
このとき失敗したのは、家族の匂いが付いたタオルなどを持って行けばよかったという事。
仕方ないのでポケットのハンカチだけおいてきました。
きのうの夜の段階でタオル用意して行けば良かったよ。あせって全然思いつきませんでした。
なんとか退院
そして夜。
入院した時とほぼ同時刻に病院に向かいます。
良くなっていれば退院。
あまり良くならないようであれば入院・点滴継続です。
先生によると、検査結果は一部を除いて落ち着いてきたということです。
さらに犬が緊張してまったく寝ていないので、退院して休ませた方が良いという判断でした。
ということで退院でーす!
良かった良かった。
不安要素はまだありますが、退院できることになって一息つきました。
今後は通院対応です。
薬は4種類、胃薬×2・抗生剤・炎症止めが出ました。
薬は細かく砕いた錠剤。フードに混ぜると気がつかないで食べてくれたので苦労しませんでした。ラクチン。
家に帰ってもなんとなく不安そうな犬でしたが(そりゃそうだ)、いつも通り寝てくれたので、連れて帰ってきて良かったです。
入院にかかった費用はいくらか?
で、今回の入院もろもろにかかった金額がこちら。


一泊二日の入院、検査費用全部で50,540円。
動物保険適用で、最終的な支払い額は35,594円になりました。
たっっっか。
高いですが、50%割合の動物保険に入っていたので、この金額になりました。
退院後の通院2回は、それぞれやはり保険適用で3,000円くらい。
正直動物保険に入るより同額を貯金して対応した方が良いんじゃないか?とも思っていますが、今回は素直に助かりました。
やはり人間のように健康保険が無いので、一度に払う額が大きいです。
しかも事故やケガはいきなりやってくるので、手元にお金がないと厳しい。
いざという時の治療費用を分割払いしていると思えば、動物保険に入っておくのもいいかもしれません。
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最近はクレカが使える病院も増えたけど、請求金額見ると青くなっちゃう(お金欲しい)。
犬の誤飲は人間の責任

1週間後、動物病院の先生から「もう大丈夫」宣言をいただきました。
有難うございました。
犬も退院後しばらくはあまり遊んだりせず調子がイマイチでしたが、いまは以前と変わらない様子に戻りました。
ということで、今回のロキソニン誤飲事故は完全に私の薬の管理不行き届きが原因で、いやー、本当にもう……気をつけます。
今回の教訓は、
- 薬は犬の届くところに置いておかない。
- 疑わしい場合はすぐ動物病院に相談する。
- いざという時のために病院代は確保しておく。
- 動物保険は結構使える。
でした。
みんなも気を付けてね!
以上、「ロキソンニンを誤飲した犬が入院した話」でした。
しかし、犬の受難はこれでは終わらなかったのです……
この2週間後、今度はなんと、夜間救急に駆け込むことになります。
