最近は犬にもアレルギーがあることが広く認識されるようになりました。
犬の場合、アレルギー反応が皮膚のかゆみなど、「アレルギー性皮膚炎」として出る場合が多いようです。
私自身が見た犬のアレルギーも、皮膚に異常が見られるケースでした。
今回は実際のケースのご紹介と、飼い主ができる対策を考えたいと思います。
体験ケース1:チワワがチキンアレルギー
知人のチワワですが、ペットショップで「チキンアレルギーです」と言われたそうです。
本来白くフワフワであろう体毛が、ベタついて脂っこい状態。
トリミングのお店でシャンプーしてもらっても変わりません。
チキン不使用のフードを利用したり、病院にかかったりすることでかなり良くなりましたが、毛はゴワゴワのままです。
おそらく今後もフワフワにはならないでしょう。
アレルギーはストレスが影響することもあります。
実はその子はペットショップに長くいた子で、正直あまり手をかけてもらっている状態ではありませんでした。
それを見かねて知人が家に連れ帰ったのですが、もっと早くにきちんと対応していたら、悪化しなかったかもしれません。
いまはチワワもゴロゴロのんびり過ごしているので、症状は落ち着いてかゆみなども無いようです。
良かったね。
体験ケース2:ペキダックスの耳が真っ赤
恥ずかしながら、以前私が飼っていた子の話です。
ペキニーズとダックスのミックス犬でした。4㎏。
この子もアレルギーだった、と思います。
耳の内側の皮膚が赤くて、よく体を掻いていたからです。
なぜはっきりしないのかと言うと、自分の意識が低くてアレルギーの可能性をあまり深く考えなかったからです。
病院でも「耳が赤い。体をよく掻いていないか?」と聞かれましたが、それが普通だと思っていたので、それ以上の対策は取りませんでした。
ドッグフードもスーパーで売っている「被毛をきれいに!」みたいのを買っていました……。
せめてもう少し、原材料に気をつけてフード選びをすればよかったと後悔しています。
ごめんなさい。
いま一緒に暮らしているチワックスは、今のところアレルギーは無いようです。
でももう後悔しないように、ドッグフードはしっかりしたフードを選びました。
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家庭でできるアレルギー対応
基本として、湿度が高い・不潔な環境は、アレルギーは無くても皮膚炎や病気を起こす可能性があるので、犬の生活環境は風通しよく清潔に整えましょう。
アレルギーかな?と思ったら、病院に連れて行って獣医さんに見せるのが一番だと思います。
アレルギーも、ノミアレルギー・アトピー性皮膚炎などいくつか原因があるからです。
ただ、食べ物アレルギーを疑う場合は、家庭でもできることがあります。
- アレルギー対応食や疑われる原材料不使用のフードをしばらく食べさせる
- 症状がおさまったらまた元のフードに戻す
- また症状が出て、再び対策フードでおさまるようなら、食べ物アレルギー
それ以降は、特定の原材料に気を付けてフードを選ぶと良いです。
アレルギーになりづらい原材料を使ったドッグフードに関心がある方は、こちらの記事を読んでみて下さい。
【それでも一度は病院に
とはいえ原因が複数の場合もあるので、できれば病院にかかることをおすすめします。
かゆみが強い場合は内服薬などでかゆみを抑えて、犬の負担を軽くすることもできるんです。
血液検査などでアレルゲンの特定ができれば、その後も確実な対応ができるので安心です。
ただし療養食などで症状がおさまれば、詳しい検査はしない場合もありますので、検査を希望する場合は獣医さんに相談してみましょう。
